この本、手にして以来、穴が開くほど見つめてる。 櫻井敦司読本
若かりし頃、ひどく感銘を受けた本。 ドストエフスキー『地下室の手記』。 付箋をつけたのは数年前読み返した時 以下、文庫背表紙より。 極端な自意識過剰から一般社会との関係を絶ち、地下の小世界に閉じこもった小官吏の独白を通して、理性による社会改造…
少々長いですが、新年のごあいさつとして以下、菊地成孔『スペインの宇宙食』より。 今、お正月の3日です。今日のメニューは、僕が作ったお正月メニューであります。僕の奥さんは壊れた電話やヴィデオを修理できる癖に、オムレツ一枚焼けないので、料理は僕…
いつの頃からか続く、就寝前の習慣。 別に大したことではないけれど消灯前、ベッドの中で日記を1日分または詩を1編、ゆっくりゆっくり読むというもので、今は毎晩これを読んでいる。 "erotic poems" by E.E.Cummings E・E・カミングスはアメリカ合衆国の詩…
今読んでる本。 ”The Bell Jar” by Sylvia Plath シルヴィア・プラスはアメリカ合衆国の詩人、作家。 この”The Bell Jar”は彼女が残した唯一の長編小説で、今年20年振りに新訳「ベル・ジャー」が発売されました。 私は随分長いあいだ本棚に眠らせていたもの…
私は菊地成孔さんの音楽も文章もファッションも大好きなんだけど、その中で特に好きな1冊をあげるとしたら、やはりこちらかと。 「スペインの宇宙食」菊地成孔 以下、Amazonから本の概要。 20世紀のカルチュアをリードするカリスマ、菊地成孔の爆発はここか…
初めて読んだのは、知人から借りた角川文庫版でした。 もう随分前のことで、どうして借りることになったのか覚えていないけど、そのときに初版だから丁寧に扱うようにと言われたことは覚えています。 それから何年後のことだったか、これまた覚えていないけ…